空色ホイッスル




だけど、祐ちゃんは私を睨みながら断固拒否。



「数学のできなさを見てからにする」



この基礎問題のページを全部解けと言って、祐ちゃんは自分の勉強を始めた。



そう言う祐ちゃんは電子辞書を出して英語の長文問題を解いている。



ずるい、私も英語の問題を解きたい!と思って祐ちゃんを凝視する。



と言っても私は英語の問題集は終わってるから持ってきてないんだけどね。



「吉岡は誰にでもそうやってじーっと見るんだな!」



祐ちゃんの後ろに座っていた梶くん。



きっと私が祐ちゃんに訴えてたのが目に付いたのだろう。



「な、そんなことないよ!」



と首を横に振りながら言うけど、隣でその話を聞いていた祐ちゃんが「めーいー!」と言いながら今日も大きな声出す。