空色ホイッスル




すると、ゴールキーパーは俺のフリに騙されてくれて右へ向かっていて、



左サイドがガラガラになりスムーズにシュートすることができた。



「……5球中3球。まあまあか」



と俺は小さい声で呟くと、咲坂高校のゴールキーパーにありがとうございました!と言ってピッチを出た。



「一ノ瀬、最後のシュートは頭使ってたな。



その小さな動きが一点に繋げる大事なことなんだからな。よく覚えておけよ。



次はディフェンスに行ってこい!」



「はい!お願いします」



と言って顧問の間宮に頭を下げて駆け足してディフェンスの練習しているところに向かう。