空色ホイッスル




でも私は一ノ瀬くんに会いに来たんじゃなくて、



マネージャーの仕事をするために、みんなのお手伝いをするためにここに来たんだ。



合宿終わったらまた一ノ瀬くんに連絡しよう。



だから今は我慢する。



「よしっ!ちゃんと自分の仕事に集中しよ!」



私はパシっと自分の両方を叩いて、ジャグを運んだ。



ジャグを運んでみんなの所に戻ると、ボールを使い始めてリフティングをしていた。


そして基礎練習をしながら、細かい動きを確認して、先生が部員一人に一人に指導している。



部員達も先生に返事をしながら、自分の意見を伝えたり、プレーをし直したりしながら確認をしている。



合宿みたいに時間がたくさんないとできないことだからこの練習はレアだし、



自分のプレーを良い方向に改善できる絶好のチャンスだと思う。



午前中はじっくり時間をかけて調整練習を行って終えた。