「チームには絶対キャプテンは必要ですからね!
私、部長がそんなに走るのが好きだなんて知らなくてびっくりです!!」
「アイツは余計なことは言わない奴だからな。
アイツは自分より周りのことばっかりって奴。
だから卒業した奴らが部長をアイツに決めた時には心から賛成できた。
って噂をしてたらこれだよ!本当にケロっとした顔で走ってゴールしようとしてる」
アイツだけ後5周に増やしてもいいかもなと続けて間宮先生は言っていた。
私は部長がゴールしたと同時にラップボタンを押す。
……は、速すぎる。
「部長お疲れ様です!さすがですね」
部長は少し息が乱られているが、本当にまだまだ行けそうなくらいケロっとしている。

