「芽衣もしっかり熱中症対策しとけよ!マネージャーが熱中症になったら話にならないからな」
祐ちゃんはそう言うと、私が持っていたタブレットを1つ取って袋を開けると
私の口の中に無理矢理突っ込んだ。
「うわー、本当にみんなの言うようにすっぱくてしょっぱい……」
「だろ?みんな食ったら、肝心の芽衣も食わないと」
悪戯な笑みを浮かべながら言う祐ちゃんに
私は「なにそれー!」と言いながらバシバシ祐ちゃんの腕を叩く。
それを見て周りのみんなも笑って、連られて私も笑って
今日の夕食何かな?ってハンバーグ!とんかつ!と適当にみんなで出し合って賭けをして
10分の休憩時間を過ごした。
そして休憩が終わると、私はみんながピッチに向かって駆け出していく姿を見つめていたんだ。

