空色ホイッスル




「そっか、ちゃんと芽衣ちゃんは割り切ってマネージャーしてるんだね!!えらいっ!」



「ふーんだ!部員に恋しちゃって悪かったねぇーだ!」



みなみちゃんの言葉に私が反応する前に、いきなり拗ね始めた沙月ちゃん。



沙月ちゃん、部活の中に好きな人がいるんだ。



彼女の表情はほっぺを真っ赤にして照れていて、拗ねていたように見えたけど



同時に嬉しそうな顔をしているようにも見えた。



私たちは、合宿所に着いた時に職員さんに教えてもらった製氷機でジャグにいっぱい氷を詰めて



隣にあった飲用水の蛇口を捻って、水を入れながらスポーツドリンクのパウダーを入れた。



そうなんだー!と軽く明るく返答をしたつもりだったけど、私の心の中は不安と焦りでいっぱいで2人に隠すことで精一杯だった。