空色ホイッスル




「芽衣ちゃん!一緒に給水の準備しに行こう!」



沙月ちゃんとみなみちゃんは大きなジャグとスポーツドリンクパウダーを手に持って私が来るのを待っている。



「うん、すぐ準備するね!」



私も同じものを持って2人の元に向かった。



グラウンドを後にすると私たちは合宿所へと歩く。



だんだん暑さを感じてきた私たちは一列に並ぶ木々の日陰を歩きながら。



「お昼とかに咲坂の方見てて思ってたんだけど、何人かずば抜けてかっこいい先輩いるよね!」



「あたしも思った!あの中に芽衣ちゃんの好きな人っていたりするの?」



目をキラキラしながら私の答えを待つ2人。



確かに、3年生に祐ちゃんとか何人かかっこいい先輩はいるけど……。