空色ホイッスル




「私も2年生で吉岡芽衣です!部活に女子1人だから声掛けてもらえてすっごく嬉しかったです。こちらこそよろしくお願いします」



私は、あいさつと一緒に少しぺこっと頭を下げた。



「なぁんだ!タメじゃん!!これから普通に話そう!私たちこの合宿のためにいっぱいお菓子買ってきたんだ!ねっ?」



「うんうん!芽衣ちゃんも遠慮しないでたくさん食べてね!」



沙月ちゃんとみなみちゃんはバッグから色んなお菓子を出してくれた。



私もちょっとだけど、持ってきたお菓子を出して合宿所に着くまでの間、



お互いの部活のことを話したり、学校生活のことを話したりしながら驚いたり、笑ったりしながら楽しんだ。



そして、蒼井高校の顧問の先生にもうすぐ着くことを全体に知らされて初めて



周りが木でいっぱいの山に向かってバスが走っていて、窓から見ると麓に大きな湖が広がっていることに気付いた。



すごい、こんな自然でいっぱいの所にこれから合宿するんだ。