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りんご:亮也っ
F:どした?
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私たちは本名で呼ぶほどの仲になっていた。カップルだったら当たり前なのかもしれないが。
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りんご:やっぱりみんなにちゃんと話そう?付き合ってること。その方がいい気がする…
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そう提案したのは
少し疑っていたから。
もしかしたら私以外と付き合ってるかもしれない。
そう思った。
みんなに打ち明けることができるならば
絶対そういうのはないだろうと。
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F:あぁ…
でもさ…
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結局うまく丸め込まれているみたいだった。
でもこれ以上言って、
嫌われるのはもっと嫌だった。
我慢することにした…

