論破された。

一切攻撃が通じない、自慢の霊装が屑鉄同然の状態になった祓魔師風情に。

「くっ…」

歯噛みするアストラエア。

そして、気付く。

悔しさに、歯噛みした。

『祓魔師風情に』と、心の中で罵った。

これは…。

「この私が…憎悪だと…?」

愕然とする。

まさか。

憎悪や妬み、怒り、恨みといった悪意の類の感情が全くないと豪語してきた自分が。

そしてその事は。

「!!」

アストラエアの絶対的な強さの源である『一般に悪魔に効くとされるものが苦にならない』という特性に大きな傷をつけていた。

再びアロンダイトを抜刀したランスロット。

その蒼く輝く刃が、アストラエアに降りかかる…!