「祓魔師なんだろう?お前は」

大蛇を肩にかけ、マフラーのように首に巻きながらアストラエアが言う。

「祓魔師が悪魔を討伐せずしてどうする?だが自慢の霊装も、私には一切通じないなあ…どうする?どうするんだ?」

「……」

無言のままのランスロット。

彼はアロンダイトを納刀し。

「ぶふっ!」

その鞘に納めた状態で、アストラエアの顔面を突いた!

鼻が曲がり、出血するアストラエア。

「な、何を…」

「『魔』としては斬れずとも、こちらの攻撃が通じぬ訳ではないようだな」

中指で眼鏡を押し上げるランスロット。

「如何なる理由があれ…人殺しをしておいて何が『正義に燃える悪魔』だ」