「それだけの理由でか」

ジャリ、と。

舗装されていない砂地の足元を踏み締めるランスロット。

「十分な理由だろう。成長しようとしない生物は生きる価値がない…」

足元の屍、その頭をゴリッと踏みつけるアストラエアに対し。

「死者に鞭打つか!」

ランスロットは斬りかかった!

上段からの勢いある斬撃。

刃はアストラエアの肩口を切り裂くが。

「!?」

振り下ろした勢いで刃の当たった遺体には、傷一つつけなかった。