人間の性は善なのか悪なのか。

人は生まれたばかりの時は白紙の状態であり、そこからの育てられ方や経験によって人格が形成されていくという。

しかしその精神の根底にあるものは、弱者を虐げ、己より下の者を甚振り、優越感に浸ってほくそ笑む『悪』なのではないか。

事実差別や貧富の差、戦争や紛争はいつまで経ってもなくならず、身近な所で言えば些細な理由での殺人や傷害、イジメなどは誰の身にも起こりうるかもしれない。

人間同士でさえそうなのだ。

人間よりか弱い命にとっては、人間は『悪』そのものであろう。