「すっかり暗くなっちゃったねぇ~。」

「里桜。」

声からして、真剣な話だと推測できた。

も、もしかして、別れ話・・・?

「俺、里桜の事愛してる。だから・・・俺と、結婚してくれますか?」

「・・・っ。」

「返事は・・・っておい!!泣くなよ!!」

「だって~!!嬉しくて~!!」

「で?いいの?」

「はい。悠里の奥さんになりたいです・・・。」

「でも、里桜。」

「分かってるよ?留学、するんでしょ?先生から聞いた。」

「・・・。3年、待てるか?」

「待てるし!!」

わたし達は、ホテルに戻り、

甘い夜を過ごした。