「里桜、りお!!」

ナゼ?ナゼナンダ?

波瑠もそうだった・・・。

俺に関わって、死んでしまった。

里桜は、波瑠によく似ていた。

だからかもしれない。

波瑠の面影を、波瑠のにおいを

里桜に感じていたのかもしれない。

俺に今できる事は・・・

「もしもし、俺。ん。悠里を、婚約者じゃなくす。家も返してあげて。」

里桜を開放する事・・・。