その次の日・・・

「おい!!隣のクラスの橋本、階段から誰かに押されて大怪我だってさ!!」

「うそ~!?もしかして、昨日里桜ちゃんに告白したから、里桜ちゃんのファンに?」

「うっわ~。橋本可哀想~!!」

「全部、里桜ちゃんが悪いよ!!橋本君モテるのに振っちゃうから!!」

「もしかして、振られたから自殺しようと!?」

「うわ~。マジ最悪だね~、里桜ちゃん。」

この日を境に、わたしの周りには、はーちゃん達しか来なくなった。

わたしはこの時まだ知らなかった。

すべては、はーちゃんの作戦だという事を。