「悠里く~ん!!」

遠くから俺を呼ぶ声が聞こえた。

いつもの女供だと思いきや、大宮だった。

「ねぇ!!これに見覚えない!?」

そう言って差し出したのは

「っ・・・。」

俺が、里桜にあげた

桜のネックレスだった。