俺が里桜に恋したのは、

3歳の頃だった・・・。


・・・___

「悠里、お隣さんにあいさつに行くわよ!!」

「うん!!」

俺はまだ、純粋で、無邪気だった。

「悠里、くれぐれも泣かさないでね!!」

「分かってらぁ!!悠華姉!!」

俺と姉ちゃんと母さんと引越しあいさつをしに、隣の家に向った。

「大宮さん家には、悠里と同い年の女の子さんがいるのよ。」

仲良くしたい、その頃の俺はそう思ってた。




里桜という人物を知るまでは。