「ん。」

「起きたか?」

「あ、悠里・・・。」

「ふっ。ちゃんと前もって言っとけよ、俺には。心配じゃん。」

「サプライズしたかったの・・・。ごめんなさい。」

里桜は俯く。

「怒ってねーよ。むしろ、嬉しい。」

「へっ?」

「ありがとな、俺との子、宿してくれて・・・。」

俺は一生、コイツとこの子を守ると誓おう。

大好きな俺のもの。



ー1年後ー

「麻美!!走り回っちゃダメだよ!!」

「はぁい。ママ。」

あれから、麻美[Mami]が生まれ、里桜のおなかには、双子が宿っている。

嬉しすぎるし!!

俺は、もっといい夫になるからな!!

俺と、幸せになってください!!


-END-