「せん…ぱ…い…?」 だんだんと、顔が近づいてきて 頬に温かいものが触れた。 「じゃあ、放課後…迎えにいく。」 固まったままのあたしを置いて、先輩は校舎へと去っていった。 感触のあった頬に手を当てて…あたしはチャイムが鳴るまで校舎の前で立ち尽くしていた。 -------- ------------ ---------------- 「しーおーんーっ♪」 いつもより1トーン高い声を出してあたしを呼ぶ浬夢(リム)。 「…なっ…なに…?」 「浬夢、見たんだからぁ♪」 「…?何を?」