~※~※~※~※~※~ 私の目の前には、海が広がっていた。 目を細め、懐かしいお姉さま達の事を思い出す。 お姉さま…? お姉さまの事を考えている頭の奥底では、私は一人っ子なのに…と考えている自分もいたが、すぐにその事は忘れる。 このお城に来て、早半年--- その間、お姉さま達に会ってはいないからか凄く寂しくて堪らなかった。