多分、いつもの冗談で口説いてるだけだと思うけど、裕也さんはそんな時無言で敦さんを威嚇したりして--- そしてその場にいる私はどうしたらいいのか分からなくて、いつもオロオロしてばかりいる。 「…そう。まぁ、想いが長い分なかなか忘れることって難しいわよね」 「だいじょうぶだよー。あつしはあたしがあいしてあげるのーっ。ねーっ、あつしーっ」 そんな私達大人の会話に割り込んできたエレーヌはそう言って、敦さんのホッペにキスをした。 「……っ、エレーヌ…」