【完】まりあ ~人魚姫の涙~



多分、いつもの冗談で口説いてるだけだと思うけど、裕也さんはそんな時無言で敦さんを威嚇したりして---




そしてその場にいる私はどうしたらいいのか分からなくて、いつもオロオロしてばかりいる。




「…そう。まぁ、想いが長い分なかなか忘れることって難しいわよね」




「だいじょうぶだよー。あつしはあたしがあいしてあげるのーっ。ねーっ、あつしーっ」




そんな私達大人の会話に割り込んできたエレーヌはそう言って、敦さんのホッペにキスをした。




「……っ、エレーヌ…」