「でもそんなわけには…『本当に大丈夫です。もしエレーヌが大きくなっても本気で俺を好きでいてくれるのならば、その時はエレーヌを受け止めます』」 そう言ってまた、エレーヌの頭を撫でる敦さんの言葉に驚いてしまった。 でも…、 幸せそうに敦さんと笑い合うエレーヌを見ていたら、なんだか微笑ましくてこっちまで自然に頬が緩んでしまった。 周りのみんなも同じようで、みんなが笑顔でこの二人を見守っている。 その時、ふと思い出したこと---