「あら~、みんな。お久振り~」 ドアから出てきたその人物は、私達が来た事を大げさなほど喜びながら出迎えた。 しかし…、 目の前のその人は、私達の知らない人だった--- 「…誰だ、お前?」 はっきりとそう言ったのは、蒼ちゃんだけ…。 残りの私や裕也さん、敦さんは、たとえそう思っていても何も言えなかった。