【麗華SIDE】 裕也の手に持っていたナイフが、私の心臓を突き刺す。 瞬間、そこから砂時計のように私の体から砂が流れ出し、それがナイフへと吸い込まれていった。 これでいい…。 そう思うと同時に体の力が抜けて、裕也の体にもたれかかった。 いつも当たり前のように包まれていた裕也のコロンに満たされ、幸せな気持ちでいっぱいになった。