「麗華…」 「じゃぁまた、裕也に催眠術をかけてあげる。…今までの事は全て忘れましょう」 麗華の言葉を聞いた瞬間、すぐに瞳を閉じた。 「こんな事をして俺を縛り付けても、心まではお前にやれない」 「それでもいいの。…あなたが私の傍にいてくれるのなら、たとえ抜け殻だって私は幸せなのよ…」 きっと、何を言っても無駄なんだろうな--- そう思い、後ろ手に隠しているナイフをギュッと握った。