もう、何を言っても無駄なのね--- と溜息混じりに呟きながら、私の頭をポンポン叩いた。 「…痛いわよっ」 「じゃ、もう行くわ…。本当にあの二人の邪魔をするようならば、あなたの魂を閉じ込めてしまうから」 「なにそれ…。そんな薬、作ったの?」 「……薬じゃないわ。じゃ、行くわね」 そう言って立ち上がった姉さんは、青いワンピースについていた埃をパタパタと払い落とすと私に手を振り去って行った。