「諦めたくても諦めなれないの…。それよりもあの人、いつか生まれ変わるんでしょ?」 「はぁ?」 「私、読んだわよ…『人魚姫』の話し。あの話は、あの忌々しいマリアの話しね。しかも呪い(まじない)までかけられている…。マリアが生まれ変わった時、マリアに纏わる人達が集まるように---」 「…分かっちゃった?」 顔はおどけていたけれど、バレテシマッタ…と姉さんの瞳が言っている。 きっと私には、バレたくはなかったのだろう---