「私の手の中身が気になる?」 「…はい」 正直に頷くと楽しそうにクスクスと笑う声が聞えてきて、思わず麗華さんの顔を見た。 本当に…、 凄く楽しそうに笑っている麗華さんに、体の奥底からゾクッと震えがくる。 「姉さんと接触を計ったんだったら、あなたが次に何をするのか分かってるのよ」 「えっ?」 思わずポケットの中のナイフをギュッと握った。