「でもその時にはもう、ルイスに婚約者が……ってそうじゃなくて、監督はそんな風に多くの人と自分の作った薬を交換して生きてきた。そうやって生きていくうちに、男性である監督の姿になったの」 「………」 私の話していた事に驚いたのか、それとも私の説明が下手すぎてよく分からなかったのか押し黙ってしまった裕也さん…。 顔を見ると酷く歪めていて、どうしたのかと気になった。 「裕也さん?」