絶句して言葉を失っている裕也さんがいた。 しかしすぐに気を取り戻した裕也さんは、はっとした顔をしながら私に疑問をぶつけてきた。 「監督が麗華のお姉さんって…、監督って女性だったのか?」 「……えっ?」 裕也さんにとって一番気になる部分って、…そこ? 「あ…、女性ではなく正真正銘、男ですよ?」 全てを話したつもりでいたけれど、どうやって男性になったかまで話さなかった私がいけないのか…。