「「「…妹?」」」 私達の声がハモル。 「そう…、妹のエレーヌは私の事を覚えていないのか、私の姿が分からないのか…。私には気づいていないが、それでもアイツは私の妹だ」 妹…? 頭がこんがらがってくる--- …と言う事は、もしかしたら監督と同じように? 「…そう、お前達が思っている事は合っているだろう。エレーヌもやはり、私と同じように500年は生きているかな」