「あ…、いえ…あの…。私の幼なじみに『違うでしょ』…」




「えっ?」




私の言葉に強い口調で被せてきた麗華さんに驚いていると、少し離れていた私たちの距離が一歩一歩近づいてくる。




なんだか…、




怖い---




「…あなた今、裕也の名前を出したでしょ?」




その言葉に顔が真っ赤に染まった。




裕也さんの恋人である麗華さんに、私の気持ちがバレてしまったかも?