ルイス…、 苦しいよ--- 苦しくて…、 寂しくてたまらないよ--- 私を抱きしめて…。 このままではまた、泡になって消えてしまいそうなの--- 「…ごめんな」 そう言って膝の上から頭を起こした蒼ちゃんが私を抱きしめて来たけれど、それでも自分の心が寒さに震えどうする事も出来なかった。