「俺の家が金持ちなのは知ってるよな?…まぁちょっとしたツテがあって、監督にこの前会って映画に出してもらうことになった」 「…そんな簡単に映画に出させてもらえるものなの?」 「知らねーよ…。ただこっちが拍子抜けするくらい、すんなり決まったんだよな」 そう言って伸びをする蒼ちゃんに、驚きすぎてどう答えたら良いか分からずただ蒼ちゃんの顔を見ているだけの私--- 「役は…、人魚付きの騎士だとさ。………前世の時と一緒だな」 「人魚付きの…、騎士?」 偶然? それにしては、出来すぎなのでは?