夕飯の約束までまだ時間があるのにここに来たと言う事は、きっと私に何か言いたいことがあるのだろう…。 「…上條には何もされてないか?」 ふいに隣から言葉が発せられる。 その言葉にコクンと頷く私をチラリと見る吊りあがった瞳に、何となくドキッとした。 蒼ちゃんの瞳なんて見慣れているのにね--- 「何もされてないならいいんだ。…話しは変わるが実は、俺もこの映画に出る事になった」 「えッ?」