フッと表情を緩めた蒼ちゃんは、そのまま視線をゆっくりと私の今の姿を見つめてきた。 知ってる人に人魚の姿を見られているからか、物凄く恥ずかしくなり思わず顔を下に向けてしまう。 「まりあの人魚の姿…、綺麗だな」 「…っ、あり…がと---」 うん、蒼ちゃんにこんな姿を見られるとやっぱり恥ずかしいな…。 「お前、まりあちゃんの人魚の姿、見たことがなかったんだな」 「見たことあるわけないじゃないですか。今日始めて、撮影現場に来たんだし」