私の腕を引っ張った突然の乱入者の逆腕が、今度は私の腰を捉える。 驚きながらも間に入ってきたその人を見て、更に私は驚いてしまった。 そこにいたのは…、 「誰だ…、ってお前?!」 「なに?俺の事、覚えていてくれてたんですか?」 「…そういうお前こそ覚えてんだな。俺にそんな態度、とっていいのか?」 「今のあなたは、王子でもなんでもない。俺と同じ一般市民じゃないですか」 「…フーン」