「…ルイス」




「…………」




なに…、




このタイミング?




まさか気付いているわけ…、ないよな?




無防備に寝ているように見えるまりあちゃんに、俺はふかーい溜息を一つはく。




そっとまりあちゃんから離れた俺はまた、まりあちゃんの寝顔をジッと見つめた。