「俺は昔、本当に記憶喪失だったのか?」 「…て言うより、私の記憶だけがなくなっていたみたい」 「マリアだけの記憶がない?」 「…うん。でもいいの。今は私の事、思い出してくれたんでしょ?」 「あぁ…。マリア、今まで本当にゴメン」 私の髪にソッとキスを落とし、オデコや頬へとキスを落としてゆく。 「裕也…、さん……」 「まりあ」