それから幾日か経ったけれど、ルイスが浜辺に来る事はなかった。
別れを告げようとあれから毎日のように浜辺に来ていた私もだんだんとルイスの無事が心配になり、会いたいという思いが強くなってくる。
最初の頃は、会えばそれでもう一生会う事はなくなるからここにルイスが来ては欲しくないと願っていたのに…。
今日も、ルイスは来なかった---
明日も来ないのだろうか?
そう心配したところで自分の尻尾が邪魔をし、陸の上を探し回る事は出来ない。
私に出来る事といえば、ここでこうしてルイスを待っているだけ。
探し回る事が出来ない事から、苛立ちまでつのってくる。



