「…今日は俺の誕生日で、父上が船で祝いたいと言って聞かないんだ」 呆れたようにそう言うルイスに苦笑しながらも、不安な思いが私を襲いブルッと体が一瞬震えた。 「どうした?寒いのか?」 「…ううん、大丈夫。でも…、嫌な予感がして」 「大丈夫だ…。船は結構大きいから、どんな嵐が来ても壊れないよ」 「………」