ルイスとの出会いから、一ヶ月が過ぎた頃だった。 いつものように私の歌に耳を傾けていたルイスが、私に甘えるように寄りかかってきた事に気づき歌いながらチラリとルイスを見る。 その表情は少し悲しげな…、それでいて苦しそうな顔をしていた事に驚いた。 歌を歌うのを止めた私は、ルイスの頭に自分の頭をコツンとぶつけた。 ほんの少しだけ表情を緩めながら私の頭を片手で撫で、私の肩に腕を乗せたルイスの瞳をジッと見る。 「ルイス、何かあったの?」 「………別に」