「~♪、♪♪♪~~…」 私の歌声に鳥や魚達が集まってくる。 その様子に驚きながらも笑顔を向けてくる目の前の男性に、胸がキュンとしてしまい自分の顔が赤くなったのが分かった。 こんな気持ちは初めてで、自分の気持ちを持て余してしまう。 パチパチパチ……… 歌が終わるとその男性は、拍手をしながら私の傍までやってきた。 私の傍にいた鳥や魚達はその拍手に驚き一斉に逃げ出してしまう。 その様子を少し寂しげに眺めながらも、男性は私に手を差し伸べた。