監督の後姿をジッと見ていると、周りに幾人かの人が私を囲い、体に透明なロープを括りつけ始める。
最初、クレーン車ではなくボートで私を引っ張るという案が出ていたそうだけど、ボートのプロペラに当たったらケガをしてしまうとの事でクレーン車を使用する事になったそうだ。
ピンク色の尻尾にピンクのビキニ水着を上半身だけ着てロープを付けられた私は、海の中へと入って行く。
心地よい海の中へと入った瞬間、身震いがしたがそれは武者震いだったのかもしれない---
腰まで海に浸かったところで、準備運動のように軽く泳いでみた。
泳いでいると、何とも言いがたい心地よさに打ち震える---



