【完】まりあ ~人魚姫の涙~



監督は一体、何者なの?




私の何を知っているのかな?




ポンポンと私の肩を叩く監督に視線を向ければ、微笑んでいた。




よく分からない…、




けれど監督は敵ではない---




だから不安になる事はないと、根拠のない自信だけれど監督を信じていこうと思った。




「…さ、行くぞ。君なら大丈夫だ」




そう言った監督は、すぐに自分の持ち場へと歩き出した。