「あの?」 「あ…、いや…」 一瞬、目を泳がせた裕也さんは、携帯灰皿をポケットから取り出しタバコを押し付けポケットに戻した。 その動作一つ一つもやっぱりかっこよくて、ついつい見てしまう。 そんな自分にはっと気づいた私は、すぐに視線を海へと向けた。 大好きな海を見ているのに、気になるのは隣にいる裕也さんの存在で--- 顔は海に向けたままなんだけど、裕也さんの事が気になった私はチラッと横を見れば…、 視線が合ってしまいました。