やはり私のセリフは前半のみで、後半は全くない。
それでもド素人の私にとって有名人ばかりいるこの中でセリフを言うなんて、本当に恥ずかしかった---
その後、この部屋にはたくさんの料理が運ばれてきた。
どうやらこのまま皆で、ランチタイムとなるらしい。
ビュッフェスタイルこのランチは、各々お皿を持って自分の好きな食べ物をお皿にのせて食べる。
私はまず監督や多くの偉い人達に挨拶をしてから、ランチにありついた。
グッタリと疲れた体で、沢山お皿にのせた食べ物をモグモグ食べながら辺りをを見渡す。
…と見せかけて、実は裕也さんの姿を探していたりするのだ。
でもこう人が多いと、なかなか裕也さんの姿が見つからない。



