「咲!で、あんたど-すんの?」
「ぇ゙、ぇ-とぉ…」

「もぅ!咲!」

「ご、ごめんなさい…」



静まった教室の放課後、
私こと、藤岡咲(フジオカサキ)は今友達の由希(ユキ)に
合コンに誘われました;

「ほんっと咲は祐介君一筋だよね-」

由希がため息混じりに
そう言う。


「ゆ、ゆ-君はただの幼馴染みだしっ!」

私はあせッて否定した。


「へ-?幼馴染みなんだ?」


「そ-……っへ!?」

後ろを振り返ると、
噂のゆー君が口をとんがらせて言う。


「へ-、そうなんだぁ-」