そして次の日の朝メールがきた。


メール今見た

電話出なかったのは
メールの方が文書が
まとまって伝えれるし
朝早いから長くなりそうやったで
出んかった

それに
好きじゃなくなったんやなくて
好きじゃいられなくなったや

お互いに相手の行動が気になって
慎重になりすぎて
付き合ってから
距離が縮まらなかった

だから、
デートに行っても
義務化されてるような感じがした

そういうふうに考えてたら
段々、会うのが疲れて
ビジョンが見えなくなった

でも始めっから
見えなくなった訳やない

どっちかから近寄って入れば
そうはならなかったけど
俺には前の彼女のこと
スゲー好きなのに別れたから
最初っから本気で好きって
気持ちを持って
付き合う勇気ができなった
ただそれだけや

まぁ卑怯呼ばわりされるのは仕方ない
メール送らなかったりして
◯◯が変化に気づいて
別れたいのかなって
思わせるのも考えてた
◯◯もめちゃくちゃ
いい恋愛をしたのは
少ないと思ったから
別れは俺から言いたくなかった

最後の最後まで考えた結果や…

ごめん

付き合えてよかった

鍵はいつでもいいから
ポストに入れておいてほしい

そんじゃ


ってね。
そんじゃって…


好きじゃなくなったと
言われたことよりも
そもそも私は必要とされてなかった。


そしてこんなに一方的に
ポイってしても大丈夫な人だと
思われていたことにショックで
涙が止まらない。



この八ヶ月何だったのか？
仕事遅かったりしたらご飯
帰って作るの大変だと思ったから
ご飯届けたりしたのに。

彼の為に私がやってきたことわ？

義務化って…
そもそも彼のほうが月一回
デートしようってルールきめたのだ。
勝手にきめて人のせいか。
鍵も別に欲しくなかった。


なんか馬鹿みたい
振られて死にたくなる人の気持ちが
少しわかった気がした。


6月15日